2013年3月30日土曜日

ミャンマーは日中対立の戦場に:アウン・サン・スーチー対ミヤンマー政府



●17日、来日中のミャンマー最大野党「国民民主連盟」のアウンサンスーチー議長は日本記者クラブで会見し、「中国とインドなどと接しているが、良好な関係を保っている。中国の共産党政権を一番最初に承認したのはビルマ(ミャンマーの旧名)だ」と強調した。


レコードチャイナ 配信日時:2013年3月29日 21時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70820&type=0

ミャンマーがフェイスブックを解禁、
中国を含む4カ国は依然封鎖―中国メディア


● 27日、ミャンマー政府はこのほど、フェイスブックへのアクセス解禁を発表した。一方、依然フェイスブックへのアクセスを封鎖しているのが、中国、北朝鮮、キューバ、イランの4カ国だ。写真は携帯電話のフェイスブックアクセス画面。

 013年3月27日、中国IT情報サイト・太平洋電脳ネットによると、ミャンマー政府はこのほど、世界最大規模のインターネット交流サイト・フェイスブックへのアクセス解禁を発表した。
 一方、依然フェイスブックへのアクセスを封鎖しているのが、
 中国、北朝鮮、キューバ、イランの4カ国だ。

 かつてミャンマーは、ネットの解放を促進する国際民間組織の「Open Net Initiative」が行った調査で、ネット規制が最もひどい国に選ばれている。
 そんなミャンマーは近年民主化を進めており、ツイッターやフェイスブックを相次ぎ解禁。
 海外メディアのニュースサイトも一部アクセスできるようになった。そ
 の中には、英BBC、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)、動画投稿サイト・ユーチューブも含まれている。  



NHKニュース 4月6日 4時49分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130406/k10013720011000.html

中国 ミャンマーと関係強化を確認

 中国の習近平国家主席は、ミャンマーのテイン・セイン大統領と会談して、両国関係をさらに強化していくことを確認し、ミャンマーとの関係を強めようとしている日本や欧米各国をけん制するねらいがあるものとみられます。

 中国の習近平国家主席は5日、中国南部の海南島を訪れているミャンマーのテイン・セイン大統領と会談しました。
 中国中央テレビによりますと、この中で、習主席は
 「両国は戦略的な信頼関係を深め、困難にも動揺せず、外部の力に乱されることなく、確固とした友好関係を推進しなければならない」
と述べました。
 これに対し、テイン・セイン大統領は
 「中国との戦略的な協力関係をさらに強化したい」
などと応じ、両国は、経済や技術協力の協定などに調印したということです。
 ミャンマーを巡っては、前の軍事政権の時代から中国が友好関係を築いてきましたが、民主化への取り組みを受けて、このところ日本や欧米各国が経済支援などを通じて関係を強めようとしています。
 習主席としては、ミャンマーとの伝統的な友好関係をさらに強化していくことをアピールすることで、日本や欧米各国をけん制するねらいがあるものとみられます。



レコードチャイナ 配信日時:2013年4月16日 7時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71364&type=0

ミャンマーは日中対立の戦場に」、
スー・チー氏来日の陰で火花―タイ紙


●15日、タイの反ミャンマー政府系紙エーヤワディー・ニュース・マガジンは、アウン・サン・スーチー氏が日本政府に支援を求めたことについて「ミャンマーは日中対立の“戦場”になった」と伝えた。資料写真。

 2013年4月15日、タイの反ミャンマー政府系紙エーヤワディー・ニュース・マガジンは、27年ぶりに来日したミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スーチー氏が日本政府に支援を求めたことについて
 「日本はミャンマーを取り込んで中国に対抗するつもりで、ミャンマーは日中対立の“戦場”になった」
と伝えた。
 環球時報(電子版)が伝えた。

 エーヤワディー・ニュース・マガジン紙は同13日、「ミャンマーは日中対立の戦場になった」とする評論記事を掲載。
 今月初めに中国海南省で開かれた「ボアオ(博鰲)アジアフォーラム」で、ミャンマーのテイン・セイン大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が会談。
 一方でスー・チー氏が日本を訪問したことについて「日中対立を示すものだ」と分析した。

 さらに、日本政府は民主化後のミャンマーについて、市場開拓など経済分野だけでなく、外交相手としての価値を見出していると指摘。
 日本メディアも、日本はミャンマーと戦略的外交関係を結び、東南アジア経済圏における日本経済の優位性を高める青写真を描いているとしている。



レコードチャイナ 配信日時:2013年4月17日 19時24分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71443&type=0

スーチー氏が会見,「中国とは良好な関係を維持」
=大統領職に意欲「国民が安心できる国に」―東京

 2013年4月17日、来日中のミャンマー最大野党「国民民主連盟(NLD)」のアウンサンスーチー議長は日本記者クラブで記者会見し、同国が大国に隣接し脅威に感じないかとの質問に対し、
 「中国とインドなどと接しているが、良好な関係を保っている。
 中国の共産党政権を一番最初に承認したのはビルマ(ミャンマーの旧名)だ」
と強調した。
 その上で、
 「大国が小国を乗っ取ってしまうような野蛮な時代ではない。
 ビルマは中立国であり、欧米諸国とも良好な関係を維持している」
と述べた。

 スーチー議長は
 「国家の統一と平和の実現が必要だ。
 法の支配を確立し、国民一人ひとりが安心できる国にしたい」
と語り、大統領職への強い意欲を示した。
 自らの政治信条について
 「派手な言葉で語ることより国民に正直でありたい」
と言明した。

 日本からの援助について
「軍事政権ではなく国民に向けた支援をお願いしたい」
と要望。
 具体的に
 「経済援助は、都会や農村の若者の雇用の創出につながるようなものが望ましい」
と語った。

 また、自国名をミャンマーではなく「ビルマ」と呼んでいることについて
 「ミャンマーは軍事政権が付けた呼称。
 ビルマは世界で古くから親しまれ、語感もよい」
と説明した。






【中国はどこへむかうのか】


 
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