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レコードチャイナ 配信日時:2013年3月19日 20時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70452&type=0
習近平国家主席が「戦いの準備をせよ」と訓示、
中国軍現役将校が語る中国の軍事的意図―米メディア
2013年3月18日、環球時報によると、米ジェームズタウン財団の雑誌「チャイナ・ブリーフ」は記事
「中国人民解放軍代表が軍事的意図について説明」
を掲載した。
先日閉幕した中国の全国人民代表大会には多くの軍人代表が参加していた。
中国の軍拡、脅威に注目が集まる中、彼らのメッセージは注目に値する。
彼らの発言は以下、3つのポイントに要約することができるだろう。
第一に軍事費について。
中国の軍事費は今年も二桁成長と高い伸びを記録したが、軍人代表らは対GDP比で見れば世界的にもまだ低い水準であり、国際情勢をかんがみれば伸びは正常なものだと主張している。
第二に習近平(シー・ジンピン)総書記が「戦闘の準備をせよ」と訓示した問題について。
海外メディアには習総書記の対外強硬姿勢を示すものと分析するものも多いが、訓示は国際情勢の緊張とは無関係だという。
ある代表は「軍隊には戦争をしているか、戦争の準備をしているか、どちらかの状態しかない」
と話している。むしろ軍の紀律引き締めを狙う意味が大きいようだ。
第三に中国人民解放軍がその役割を変化させようとしていることだ。
中国の海外権益の増加にともない、それらを守る力が必要とされている。
ある代表は
「国家利益を守るため、我々は海外展開する必要に迫られている。
軍の発展も我らに海外展開を要求している」
と語った。
普段、退役軍人などタカ派学者の発言が世界的な注目を集めているが、現役軍代表の発言はより慎重なもので、両者は対称的だ。
人民解放軍の軍拡ばかりが注目されるなか、軽視されている事実がある。
それは中国の軍事力整備は
「致命的な武力行使をすることなく戦略目標を達成する」
ためにあるという点だ。
かつて中国ミサイル部隊の幹部はこう述べている。
「軍を常に臨戦状態におくことで戦いに勝利することができ、また戦争を避けられるのだ」、
と。
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「戦わないで勝つ方法」、それが中国解放軍の軍是である。
よって、相手を威圧するために図体のみが大きくなっていく。
図体の大きさが、軍内部の発言力に比例するためさらに大きさが追求される。
図体を大きく壊すようなこと、つまり小競り合いはしても本当の戦争行為はしない。
とくに勝ち負けがはっきりでて言い訳の通用しない、
機動性重視の空戦や海戦はもってのほかになる。
最新の武器を並べることによって心理戦争をするのが解放軍の仕事になる。
戦争訓練はその後の話になる。
端的にいうと、
解放軍とは威厳のありそうな大きな武器、最新テクノロジーの武器のコレクターである。
それを有機的に使いこなすよりも、コレクションにするのが仕事になる。
下の言説などは非軍事的な典型的な「戦わないで勝つ方法」であろう。
少々どころかばかばかしくももったいぶってはいるが、内容は空っぽ。
でも言葉が一人歩きできる。
これで勝てれば世話わない。
「静かな長い戦い」の方法ではある。
『
サーチナニュース 2013/03/22(金) 10:27
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0322&f=politics_0322_005.shtml
尖閣諸島問題への対応策、5つの非軍事的手段=中国報道
日米両政府は尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡る有事に対応する共同作戦計画を夏までに策定する方針であることに対し、中国社会科学院学部委員で、マルクス主義研究院の程恩富院長はこのほど、
「日米双方による詳細な計画づくりに注視しなければならない」
と主張した。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。
**********
尖閣諸島問題を巡って、日本政府のエスカレートする軍事・非軍事行動に対し、中国政府は常態的な監視と軍事闘争の準備のほかに、次の5つの非軍事的措置・方法が選択可能だ。
(1).全世界の華人による保釣(尖閣諸島防衛)運動を支持し、台湾当局に保釣の責任を持たせる。
台湾が有効な保釣行動(軍事手段を含む)を自主的に行った場合、台湾と米国、日本の特殊な関係から日米はなかなか手が出せないため、尖閣諸島の占領を通じて実施している日米のアジア太平洋戦略に変数をもたらすに違いない。
中国側は各方面から台湾の積極的な保釣行動を支持し、日本との保釣闘争で台湾側が損害を受けないようにする。
台湾が保釣闘争の第一線に立つことを世界の華人が促すよう幅広く支持する。
(2).中国政府は直接あるいは第三者を通じて、日本が切に希望する常任理事国入りの問題で有効な圧力をかける。
この願いを実現するには中国が同意するかどうかが避けて通れない難所だということは日本もよく分かっている。
中国側の方針で尖閣諸島問題という歴史的重任を処理するのに比べ、日本の常任理事国入りを適当に支持する政治取引のほうがかなり割に合う。
これは日本政府にとって体面のある助け舟ではあるが、利害をはかりにかける難しい二者選択でもある。
将来、功績を残したい日本の政治家が尖閣諸島と東シナ海問題を巡る平和交渉を始めるための地盤でもある。
(3).対日貿易の適度な縮小は害よりも利の方が大きい。
希土類(レアアース)など重要な戦略的資源や一部の重要製品など中国からの輸出に対する日本の高い依存を利用して選択的、一時的な適度な緊縮を行う。
同時に日本製品の輸入を少しずつ選択的に縮小していき、第三国の代替製品を探し求める。
これは中国経済への影響が比較的小さく、日本経済への影響が比較的大きい。
(4).ロシア、韓国と日本との島嶼(とうしょ)争いに呼応し、日本に対して有効な圧力をかける。
例えば、ロシアによる北方領土開発に中国企業を参画させ、中国の民間人の同諸島への観光を奨励するほか、中国の民間の学者をロシア、韓国の民間学術団体に派遣し、北方領土開発問題または竹島(韓国名:独島)問題に関する学術交流を展開するなど。
(5).日本各界の友好的な知名人が積極的な役割を発揮するよう支持する。
ここ数カ月、中国側はすでにさまざまな活動を行っているが、今後さらにこの点に力を入れていく必要がある。
日本各界の有識者は、中国が日本にとって極めて重要だと認識している。
彼らの日本社会での活躍を通じて右傾化、軍拡化勢力を阻止、分裂させ、その声や力を弱めていく。
』
『
サーチナニュース 2013/03/23(土) 10:23
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0323&f=national_0323_021.shtml
【中国BBS】中国海軍はなぜ日本と比べてこんなにも弱いのか?
中国大手検索サイト百度の掲示板に
「中国海軍はなぜ日本と比べてこんなにも弱いのか?」
というスレッドが立てられた。
スレ主の疑問に対して、中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。
スレ主は、中国海軍の軍艦と海上自衛隊の軍艦の写真を紹介し、
「なぜ中国海軍はこんなにも弱いのか? 日本との差が大きすぎる」
と述べている。
これに対して次のような回答が寄せられた。
●・「中国海軍は数で日本に勝っている。
敗戦国の日本は軍事力を多くしてはならないのだ」
●・「中国海軍は日本に劣ってはいない。
第一に数で勝り、
第二に対艦弾道ミサイルがあり、
第三に戦略上の優位がある」
●・「中国海軍は弱い?
オレはそうは思わないな。
日本海軍だって別に強くはないぜ」
など、海上自衛隊に比べ、中国海軍のほうが実力は上だと主張する意見が多く寄せられた。
愛国的傾向が強い掲示板であるため、中国の軍事力を信じている人が多いようだ。
しかし、数で勝るという主張に対しては
●・「質で劣る場合にのみ、数で埋め合わせするものだ。
海上自衛隊と比べた場合の差は小さくはないぞ」
という冷静な意見もあった。
中国海軍が現在のところ日本に劣るのは仕方がない、という意見もあり
●・「わが国の海軍は始まりが遅かったからな。
第2次大戦後は何もなかった。
ここまで来ただけでも大変なこと」
というコメントがあったが、そのとおりといえるだろう。
また、
●・「海はダメでも陸がある!」、
●・「中国は防御に主眼を置いている。
だから陸軍とミサイルが先に発展した。
日本は島国だから海軍が発展するのは当然。
陸軍では中国に大きく遅れている」
などの意見もあった。
中国人民解放軍は総兵力224万人、予備役が約50万人(ともに2007年)いると言われ、ほかにも人民武装警察が66万人いるとされる。
人民解放軍の武器・兵器はいぜんとして旧式が多いとも言われるが、現在は最新兵器の配備など軍隊の近代化を進めている。
尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡る対立に向け、中国海軍も装備の面で近代化を急いでいるが、元海軍装備技術部部長の鄭明少将は
「中国は1980年代初頭になってようやく軍艦上に1台目のヘリを配備できたという状態で、日本との差は歴然であり、中国海軍の実力は日本に遠く及ばない」
と語った。
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【中国はどこへむかうのか】
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よって、相手を威圧するために図体のみが大きくなっていく。
図体の大きさが、軍内部の発言力に比例するためさらに大きさが追求される。
図体を大きく壊すようなこと、つまり小競り合いはしても本当の戦争行為はしない。
とくに勝ち負けがはっきりでて言い訳の通用しない、
機動性重視の空戦や海戦はもってのほかになる。
最新の武器を並べることによって心理戦争をするのが解放軍の仕事になる。
戦争訓練はその後の話になる。
端的にいうと、
解放軍とは威厳のありそうな大きな武器、最新テクノロジーの武器のコレクターである。
それを有機的に使いこなすよりも、コレクションにするのが仕事になる。
下の言説などは非軍事的な典型的な「戦わないで勝つ方法」であろう。
少々どころかばかばかしくももったいぶってはいるが、内容は空っぽ。
でも言葉が一人歩きできる。
これで勝てれば世話わない。
「静かな長い戦い」の方法ではある。
『
サーチナニュース 2013/03/22(金) 10:27
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0322&f=politics_0322_005.shtml
尖閣諸島問題への対応策、5つの非軍事的手段=中国報道
日米両政府は尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡る有事に対応する共同作戦計画を夏までに策定する方針であることに対し、中国社会科学院学部委員で、マルクス主義研究院の程恩富院長はこのほど、
「日米双方による詳細な計画づくりに注視しなければならない」
と主張した。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。
**********
尖閣諸島問題を巡って、日本政府のエスカレートする軍事・非軍事行動に対し、中国政府は常態的な監視と軍事闘争の準備のほかに、次の5つの非軍事的措置・方法が選択可能だ。
(1).全世界の華人による保釣(尖閣諸島防衛)運動を支持し、台湾当局に保釣の責任を持たせる。
台湾が有効な保釣行動(軍事手段を含む)を自主的に行った場合、台湾と米国、日本の特殊な関係から日米はなかなか手が出せないため、尖閣諸島の占領を通じて実施している日米のアジア太平洋戦略に変数をもたらすに違いない。
中国側は各方面から台湾の積極的な保釣行動を支持し、日本との保釣闘争で台湾側が損害を受けないようにする。
台湾が保釣闘争の第一線に立つことを世界の華人が促すよう幅広く支持する。
(2).中国政府は直接あるいは第三者を通じて、日本が切に希望する常任理事国入りの問題で有効な圧力をかける。
この願いを実現するには中国が同意するかどうかが避けて通れない難所だということは日本もよく分かっている。
中国側の方針で尖閣諸島問題という歴史的重任を処理するのに比べ、日本の常任理事国入りを適当に支持する政治取引のほうがかなり割に合う。
これは日本政府にとって体面のある助け舟ではあるが、利害をはかりにかける難しい二者選択でもある。
将来、功績を残したい日本の政治家が尖閣諸島と東シナ海問題を巡る平和交渉を始めるための地盤でもある。
(3).対日貿易の適度な縮小は害よりも利の方が大きい。
希土類(レアアース)など重要な戦略的資源や一部の重要製品など中国からの輸出に対する日本の高い依存を利用して選択的、一時的な適度な緊縮を行う。
同時に日本製品の輸入を少しずつ選択的に縮小していき、第三国の代替製品を探し求める。
これは中国経済への影響が比較的小さく、日本経済への影響が比較的大きい。
(4).ロシア、韓国と日本との島嶼(とうしょ)争いに呼応し、日本に対して有効な圧力をかける。
例えば、ロシアによる北方領土開発に中国企業を参画させ、中国の民間人の同諸島への観光を奨励するほか、中国の民間の学者をロシア、韓国の民間学術団体に派遣し、北方領土開発問題または竹島(韓国名:独島)問題に関する学術交流を展開するなど。
(5).日本各界の友好的な知名人が積極的な役割を発揮するよう支持する。
ここ数カ月、中国側はすでにさまざまな活動を行っているが、今後さらにこの点に力を入れていく必要がある。
日本各界の有識者は、中国が日本にとって極めて重要だと認識している。
彼らの日本社会での活躍を通じて右傾化、軍拡化勢力を阻止、分裂させ、その声や力を弱めていく。
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サーチナニュース 2013/03/23(土) 10:23
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0323&f=national_0323_021.shtml
【中国BBS】中国海軍はなぜ日本と比べてこんなにも弱いのか?
中国大手検索サイト百度の掲示板に
「中国海軍はなぜ日本と比べてこんなにも弱いのか?」
というスレッドが立てられた。
スレ主の疑問に対して、中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。
スレ主は、中国海軍の軍艦と海上自衛隊の軍艦の写真を紹介し、
「なぜ中国海軍はこんなにも弱いのか? 日本との差が大きすぎる」
と述べている。
これに対して次のような回答が寄せられた。
●・「中国海軍は数で日本に勝っている。
敗戦国の日本は軍事力を多くしてはならないのだ」
●・「中国海軍は日本に劣ってはいない。
第一に数で勝り、
第二に対艦弾道ミサイルがあり、
第三に戦略上の優位がある」
●・「中国海軍は弱い?
オレはそうは思わないな。
日本海軍だって別に強くはないぜ」
など、海上自衛隊に比べ、中国海軍のほうが実力は上だと主張する意見が多く寄せられた。
愛国的傾向が強い掲示板であるため、中国の軍事力を信じている人が多いようだ。
しかし、数で勝るという主張に対しては
●・「質で劣る場合にのみ、数で埋め合わせするものだ。
海上自衛隊と比べた場合の差は小さくはないぞ」
という冷静な意見もあった。
中国海軍が現在のところ日本に劣るのは仕方がない、という意見もあり
●・「わが国の海軍は始まりが遅かったからな。
第2次大戦後は何もなかった。
ここまで来ただけでも大変なこと」
というコメントがあったが、そのとおりといえるだろう。
また、
●・「海はダメでも陸がある!」、
●・「中国は防御に主眼を置いている。
だから陸軍とミサイルが先に発展した。
日本は島国だから海軍が発展するのは当然。
陸軍では中国に大きく遅れている」
などの意見もあった。
中国人民解放軍は総兵力224万人、予備役が約50万人(ともに2007年)いると言われ、ほかにも人民武装警察が66万人いるとされる。
人民解放軍の武器・兵器はいぜんとして旧式が多いとも言われるが、現在は最新兵器の配備など軍隊の近代化を進めている。
尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡る対立に向け、中国海軍も装備の面で近代化を急いでいるが、元海軍装備技術部部長の鄭明少将は
「中国は1980年代初頭になってようやく軍艦上に1台目のヘリを配備できたという状態で、日本との差は歴然であり、中国海軍の実力は日本に遠く及ばない」
と語った。
』
【中国はどこへむかうのか】
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