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サーチナニュース 2013/03/29(金) 07:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0329&f=politics_0329_001.shtml
米軍がシミュレーション実施、北朝鮮へ進軍し核兵器庫を制圧
米陸軍はこのほど、「Pursuit of Unity」と呼ばれる軍事演習を行った。
同演習では核兵器を保有する国で政権が崩壊した場合を想定し、米国陸軍が同国の核兵器庫を迅速に制圧するというシミュレーションを行った。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
米USAトゥデイによれば、米国陸軍の高官は同演習の対象についてコメントしていないが、同演習期間に米陸軍戦争学院にかけられていた地図を見ると、その矛先が北朝鮮に向けられていることが分かる。
同軍事演習の詳細な内容は下記の通り。
南部の友好的な隣国に駐在する米軍が、最終的に国境を突破し
「北部の褐色の土地」
に進出した際、数多くの問題に直面した。
多くの核施設が人口密集地域に設置されているため、作戦行動と人道主義支援を同時に進行しなければならない。
米陸軍コンセプト発展・学習指揮部のビル・ヒックス少佐は、
「これを実現するための1つの方法は、戦略的な人道主義支援だ。
米軍は人口密集地域からほど近い場所に救援物資を投下し、人びとを目標地点から離れさせることが可能だ」
と語った。
同演習は、
米軍が2つの陸軍師団を「北方の褐色の土地」に投入するためには、56日間が必要
だと結論づけた。
また当該国の核兵器を処理するために、9万人の兵士が必要になる。
実際の行動において、小隊は敵国に潜入してから、深刻なリスクに直面することになる。
兵士は迅速に行動し、海兵隊のV-22「オスプレイ」が陸軍部隊を敵軍の戦線の後方に送り込むが、これが大隊から遠く離れた位置に投入されると、敵からの包囲を受け撤退を余儀なくされる。
同演習で見つかった問題については、陸軍高官による会議に提出された。
出席者には、陸軍参謀長のレイモンド・オディエルノ大将、副参謀長のジョン・キャンベル大将、および多くの高官が含まれる。
北朝鮮との衝突の可能性について、米陸軍訓練・条例司令部のロバート・コーエン大将は、
「韓国に駐在する米軍部隊でも十分だが、どの部隊が核兵器処理に適しているかが問題だ」
と語った。
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アメリカは戦闘のキャリアが豊富なため、様々な事情に対応できるように、繰り返し繰り返しシュミレーションをする。
近代戦争はフィードバックの循環性に力点が置かれる。
マイナス面が報告されたら、それを克服するような形で戦略が修正される。
中国はどうだろう。
共産党と解放軍のいがみ合い。
解放軍内部でのセクト主義。
果たしてこれで中国は戦争行為ができるのであろうか。
兵器の数とその仕様の比較で戦争が行われるのではない。
それは「カタログ戦争」にすぎない。
解放軍はそれを充分認知しているので、動かない。
共産党はやむえず公安警察機関を動かしてのラッパ戦争を行うことになる。
シュミレーションができない以上、
カタログ戦争かラッパ戦争しか方法がない。
【中国はどこへむかうのか】
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