2013年4月1日月曜日

殲-20のステルス塗料は信頼できるのか?:日中の主力戦闘機Su-27とF-15を比較



●殲-20


サーチナニュース 2013/04/01(月) 14:09
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0401&f=national_0401_026.shtml

【中国BBS】殲-20のステルス塗料は信頼できるのか?

  中国大手検索サイト百度の掲示板に、中国人民解放軍が開発中のステルス戦闘機「殲-20(J-20)」の塗料についてのスレッドが立てられ、スレ主の疑問に対して中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。

  スレ主は、米国の戦闘機「F-22」に使用されているステルス塗料は非常に繊細で、1回飛行するたびにメンテナンスが必要であり、長時間の飛行では塗料が落ちることもあると述べている。
 また、B-2ステルス戦略爆撃機の塗料はさらに条件が厳しく、1時間の飛行でメンテナンスに400万ドルもかかると耳にしたという。

  したがって、戦闘機のステルス性を保つための塗料は非常に繊細で脆いはずだが、殲-20のボディカラーはB-2とはまったく異なり、殲-20が飛行を終えた後に何人ものスタッフが戦闘機の上に立っている光景を見るが、本来であればそんなことはすべきではないはずと疑問を呈した。

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  中国人ネットユーザーからは
 「殲-20は今のところ塗料ではなく複合材料を使用している」
という意見があった。
 だが、
 「複合材料の使用は一定の比率を超えると飛行機がばらばらになるはずだ。
 殲-20は間違いなくステルス塗料を使っている。
 ただ、機体のステルス性については誰にもわからないな」
という反論もあった。

  また、
 「殲-20の黒い所はステルス塗料だと思う。
 でもまだ技術レベルが高くないね。
 今はまだテスト段階だから、もし性能の良い塗料を使ってレーダーで殲-20を探せなくなったら悲惨だろ? 
 F117の塗料を参考にしたら良いよ。
 オレは殲-20と似ていると思う」
という意見もあった。

  だが、「わが国は簡単で信頼できるものを発明したに違いない」という皮肉ともとれるコメントを述べるユーザーもいた。

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  スレ主が主張したB-2は1機20億ドル以上もする世界でもっとも高額な航空機で、核爆弾を16発も搭載できる高性能な戦略爆撃機だ。
 同機はステルス性確保のため7年に1度コーティングを再塗装する必要があるという。

  コソボ紛争時にはB-2による中国大使館の誤爆事件が発生したほか、3月28日には挑発を続ける北朝鮮へのけん制のため、2機のB-2が韓国で実弾射撃訓練を実施した。



サーチナニュース 2013/03/31(日) 18:17
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0331&f=national_0331_029.shtml

【中国BBS】殲-20はカッコ悪い…何か問題があるに違いない

  中国大手検索サイト百度の掲示板に
 「殲-20(J-20)ってカッコ悪くないか?」
というスレッドが立てられた。
 スレ主の主張に対して、さまざまなコメントが寄せられた。

  殲-20は中国が開発中の第5世代ステルス戦闘機だ。
 1990年代に開発計画が始まった戦闘機で、2010年までにプロトタイプ2種が制作された。中国空軍の装備部元部長の魏鋼少将によれば、殲-20の試験飛行は「良い成果」をあげており、実戦配備は「早い時期のはずだ」という。

  スレ主は、殲-20は見た目が悪いと思っているようで、前部は比較的格好良いものの、側面が長すぎで本当に飛べるか心配になるほどだという。
 また後部は大きすぎでステルス性に影響がないのかとも危惧(きぐ)しているようだ。

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  中国人ネットユーザーからは、「殲-20の正面はカッコいい。でも側面は確かにしょぼい」、「殲-20の正面はまずまずだが、そのほかはコメントを控える」など、スレ主に同意するコメントが寄せられた。

  しかし、戦闘機は見た目が重要ではないという意見もあり、
 「戦闘機は制空のために使うもの。
 中国の国防は国土防衛戦略であり、爆撃などよりも制空能力を重視している」
というコメントもあった。

  また、
 「カッコいい戦闘機が良い戦闘機とは限らないが、良い戦闘機は間違いなくカッコいい。
 殲-20はとてもカッコいいとは言えないのは何か問題があるに違いない」
と外見と性能は関係があるという主張もあった。

  ほかには、
 「殲-20がカッコ悪く感じるなら先にA-10を見てから殲-20を見ればカッコよく見える」、
というアドバイスや、
 「殲-20はボディが長いのではなくて細いから長く見えるだけ」
という反論もあった。

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  殲-20に使用されている技術の約半分がロシア産と見られている。
 その理由は、中国の開発の進展があまりにも速すぎることだ。
 中国は1995年にも25億ドルでロシアの技術を導入し、瀋陽飛機工業集団が中国版Su―27SKとも呼ばれる「J―11A」を生産している。

  殲-20は比較的大きいが、小型の対艦ミサイルしか搭載できないため、巨大な空母艦隊に実質的なダメージを与えることができないと見られる。



サーチナニュース  2013/04/01(月) 13:02
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0401&f=politics_0401_002.shtml

日中の主力戦闘機Su-27とF-15を比較=カナダ誌

  カナダの軍事誌・漢和ディフェンスレビューはこのほど、日中の主力戦闘機であるスホーイ27(Su-27)とF-15を比較する記事を掲載した。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。


●スホーイ27(Su-27)


●F-15

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  中国の偵察機Y-12が日中両国の係争中の島の空域に複数回出現し、日本側のF-15J戦闘機もスクランブルでこれを遮った。
 このような事態が続けば、F-15が中国のSu-27や殲-11(J-11)戦闘機と遭遇し、衝突が生じることはないだろうか。 
 ひとたび偶発的な軍事衝突が発生した場合、いずれの国に軍配が上がるだろうか。
 その結果を予想することは困難だ。

  中東諸国の戦闘機とイスラエル空軍のF-15の空戦と異なり、日中空軍は同世代の戦闘機を配備している。
 Su-27の開発当初、設計者は機動性能の各指数でF-15を上回るよう求められた。

  日中空軍は50年以上にわたって軍事作戦に参加したことがなく、経験はどちらもゼロに等しい。
 航空自衛隊の毎月の飛行訓練時間は15時間以上に達する。
 一方、中国のSu-27部隊は数年前、その訓練時間は一般的な部隊の2倍に達すると表明した。

  しかし日本のF-15は毎年、米軍と合同演習を行っている。
 演習経験や実戦の準備などの点で、日本が優勢を占めている。
 中国空軍の訓練水準は日本や欧米に劣り、特にデータリンクの運用、連合・合同作戦の能力が劣っている。

  日中両国はF-15、J-11に技術的な改造を行っている。
 J-11AはRVV-AE中距離空対空ミサイルを使用でき、一部のJ-11AはPL-8、PL-12という先進的な空対空ミサイルを使用可能だ。

  F-15Jは改良によりAPG-63レーダーを搭載し、日本が独自生産したAAM-4B中距離空対空ミサイルを使用できる。
 また最新の改良により、日本国産のAAM-5短距離空対空ミサイルを使用でき、AIM-9Xと同等の高い機動性を持つ。
 しかし、これらの武器は実戦投入されたことがなく、
 中国の武器も驚異的かもしれないが、使い物にならない可能性もある。

 Su-27は第3世代戦闘機でもっとも大型で、パワーの点で強みを持つ。
 Su-27の弾薬搭載量は8トンで、F-15の7.3トンを上回るが、ステルス性能はF-15に劣る。

  滞空時間もまた、戦闘機の性能を計る指数だ。
 F-15Jの燃料容量は6100キロだが、Su-27SKは9000キロに達する。
 つまり搭載武器が同じ場合、Su-27が飛行時間の点で優勢を占める。
 Su-27の上昇速度は世界記録を保持しており、F-15を上回る。
 Su-27は最高時速の点でも有利で、戦場から速やかに離脱でき、敵機を追跡する能力も高い。

  空戦において非常に重要な技術は当然ながらレーダーだ。
 ロシアと中国はレーダーの点で、長年にわたって欧米に遅れを取っている。
 次に重要なのは、空対空ミサイルだが、ロシアの同技術は過去の実戦において、米国より大きく遅れていることが証明された。
 同世代のミサイル(特に中距離空対空ミサイル)も同様だ。

  しかしロシアと中国の空対空ミサイルにはサイズが大きく燃料が多いという共通点がある。
 そのため速度が速く射程距離が長いという利点があるが、妨害を受けやすい。

  上述した比較から、中ロ・日米の第3世代戦闘機の技術は、それぞれに長所があることが分かる。
 Su-27とF-15は昔からのライバルであり、永遠に対決しないことを願うのみだ。



jiji.com (2013/04/01-16:39)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013040100665

スホイ27戦闘機が墜落、2人死亡=中国

 【香港時事】1日付の香港各紙によると、中国山東省栄成市で3月31日午後、空軍のスホイ27戦闘機が墜落し、乗員2人が死亡した。地上では死傷者は出なかった。
 墜落したスホイ27は訓練用で、パイロットと教官が乗っていたとみられる。
 事故原因は不明だが、
 訓練機が不足している中国空軍は少数の訓練機を酷使しているため、
老朽化が速く進んでいるとの見方もある。


 話がズルズルと変な方向に進んでいっている。


サーチナニュース 2013/04/02(火) 13:38
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0402&f=national_0402_021.shtml

墜落のSu-27型戦闘機は事故頻発の機種=中国メディア

  3月31日に中国空軍のSu-27型戦闘機が山東省内に墜落したことについて、中国メディア・中国青年網は2日、空軍関連機関が事故の発生を認めたと伝えるとともに、Su-27型戦闘機は事故率が高い機種であると報じた。

  記事は、現地時間3月31日午後1時35分に墜落事故が発生して搭乗員2人が死亡したと空軍の関連機関から情報を得たことを紹介した。
 また、空軍が速やかに事後処理にあたるとともに、士官や兵士が犠牲者に対して哀悼の意を示したと伝えた。

  また、今回の事故についてロシアメディアも注目しており、1992年以降ロシアから輸入し、その後自主生産の許可を得て、現在中国国内にSu-27および国産型の殲-11とその改修型戦闘機が300機近く存在すると伝えたことを併せて紹介した。

  記事は一方で、2002年7月にはウクライナでアクロバット飛行中にギャラリーの中に墜落して90人が死亡、12年にはロシア北西部でバードストライクによる墜落事故が発生するなど「事故率が高い機種だ」と伝えた。

  また、中国の軍事関連メディア・軍事前沿は、過去30年にわたる中国軍の戦闘機事故の記録を紹介。
 Su-27型系統の戦闘機について、
1996年に練習型機が飛行中に追突、
1997年に改修機の墜落が2件、
1998年に改修機が空中分解、
2000年に練習型機が空中爆発、
2001年に着陸中に墜落
と導入から数年の間に事故が頻発したことを伝えた。



サーチナニュース 2013/04/02(火) 12:42
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0402&f=national_0402_017.shtml

Su-27戦闘機墜落、搭乗員が脱出しなかった理由=中国メディア

  中国空軍のSu-27型戦闘機が3月31日に山東省内に墜落して搭乗員2人が死亡したことについて、中国メディア・中国網は2日、人為的なミスが事故の原因である可能性は低いとする専門家の分析を紹介した。

  記事は、墜落したSu-27型戦闘機にはK-36Dという優れた射出座席を搭載しているにもかかわらず、搭乗員が脱出せずに墜落して死亡したことに対して多くのネットユーザーが疑問を持ったと紹介。
 この問題について、ある軍事専門家が
 「墜落直前まで制御可能で、立て直そうと努力したが失敗した可能性がある」
と解説したことを伝えた。

  この専門家はさらに、
 墜落の状況からみて「人為的なミスによる事故の可能性は極めて低い」と推測し、
 エンジンなど主要部品の故障、あるいは外からの物体との衝突による破損の可能性が高いと分析した。
 また、パラシュート降下するための射出システムが故障していた可能性についても言及した。

  一方で、機体の老朽化が原因との意見に対しては
 「使用サイクルが20年に達しておらず、寿命の範囲内」
と否定するとともに、過去に発生した事故における機械関連の原因は主にエンジンであることを紹介した。



サーチナニュース 2013/04/02(火) 11:59
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0402&f=national_0402_012.shtml

Su-27戦闘機墜落「翼の折れた鳥のように落ちた」=中国報道

  中国山東省で3月31日、中国空軍のSu-27型戦闘機が飛行訓練中に墜落する事故が発生し搭乗者2人が死亡した。
 中国メディア・中国網は2日、
 「戦闘機が翼の折れた鳥のように落ちていった」
という目撃者の証言を伝えた。

  現地時間31日午後1時35分ごろ、飛行訓練中だったSu-27型戦闘機は同省栄成市内虎山鎮にかかる長会口大橋の東端から約200メートル北の砂浜に墜落した。

  記事は、ミニブログ上で墜落の様子を真っ先に伝えたネットユーザーの証言を紹介。
 このユーザーによると、事故現場は普段は海面上で、当時潮が引いていたため砂地が露出していたという。
 ユーザーは、現場周辺には多くの船が停留する港、大きな橋、海産物の養殖場などがあり、これらを避けて人影のない砂地に墜落したことから「安全地帯を探していたのだろう」と推測した。

  記事はまた、墜落直後に数十メートルの高さまで黒煙を上げて燃え上がる戦闘機の様子を動画で撮影した別のユーザーが
 「墜落前は低いところをフラフラ漂っているようだった。
 翼付近の部品が落下したように見え、最後は翼が折れた鳥のように落ちていった」
と証言したことも伝えた。

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