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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月23日 9時30分
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グローバル化時代に帝国を築いた中国
=敵に塩を送った米国の自由市場路線―中国
2013年4月17日、ウェブメディア・グローバリストは記事「中国、グローバル化時代に帝国を築く」を掲載した。
19日付で環球時報が伝えた。
今、中国は世界の経済的ライバルを超えつつある。
しかも武力を使用することなしに、だ。
中国はグローバル化時代において初めて、帝国を構築することに成功したのだ。
その成功は米国の方針に助けられたものだった。
米国がグローバル化と自由市場路線を推進すると決めたその時、中国も開放政策をスタートした。
そのため米国をはじめとする西側諸国の企業は中国に殺到、多額の投資を行った。
しかし自由市場のイデオロギーと予算均衡という枠組みは米国を縛る拘束衣となった。
本来ならば教育や研究開発、インフラに投資し他国を打ち負かすために必要だった資金が、
中国に投じられることで不足してしまったのだ。
中国の行動は米国と真逆だった。
彼らは競争力を高めるために必要な分野に大量のリソースを投入した。
こうして中国は新たな経済力を身につけていき、今や中国国内のみならず世界中で米国に取って代わりつつある。
2005年に中国は米国を追い抜き、アフリカにとって最大の貿易パートナーとなった。
さらに米国の裏庭、ラテンアメリカにも進出している。
2010年、中国の対ラテンアメリカ貿易額は2000年比で15倍になった。
さらに米国の軍事行動も中国の利益につながっている。
米国は多額の軍費を費やしてアフガン戦争を戦ってきたが、戦争に参加していない中国はアフガニスタンの豊富な地下資源の有力な開発候補者だ。
また、西側諸国がイランを金融封鎖しているのを尻目に、中国は人民元取引によってイランの石油を輸入。
人民元を国際通貨にするという目標に一歩近づいた。
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【中国はどこへむかうのか】
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