●10日、中国の耕地は7割が汚染されているという。写真は山西省朔州市の汚染された耕地や川。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月14日 0時59分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71303&type=0
中国の耕地、大部分が汚染されている―独紙
2013年4月10日、独紙ディ・ヴェルトは
「中国の耕地、7割が汚染されている」
と題した記事を掲載した。12日付で環球時報が伝えた。
世界第2の経済大国となった中国は、
急速な経済成長を遂げるために大きな代価
を支払ってきた。
ある政府調査によると、中国の耕地の大部分が深刻な汚染にさらされているという。
過去30年間で中国の穀物生産は2倍に増えた。
中国はこうした高生産作物に依存している。
収穫量を増やすため、農地には多量の化学肥料が使用されたが、その65%が不適切な使用だった。
その結果、農地や河川は汚染され、土壌には有害物質が残留した。
土壌汚染は中国最大の健康リスクの1つだ。
ある科学者は、土壌サンプルから有害な重金属や使用が禁止されている除草剤を検出した。
一部の専門家は「中国の耕地の7割が汚染されている」と指摘している。
』
中国政府はいまだ経済成長を国策の中心に据えている。
あらゆるものは「経済成長から生み出される」としている。
これまでの10%台の高度成長はないにしても、7%台は確保しようとしている。
ということは、今後も国土は汚染されていく。
このままいくと果たしてどこまで国土を痛めつけることになるのだろうか。
自然体系はこういう人間の身勝手な行いを黙視しはしない。
それがどのような形で現れてくるだろうか。
「人類史の大きな実験」になるかもしれない。
あのエジプトがピラミット造成という目的のために砂に沈んでいったように。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月16日 21時11分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71393&type=0
<レコチャ広場>
われわれの衣食住も空気も、すべてが毒にまみれている―中国
2013年4月14日、中国の著名な弁護士、蘭和(ラン・ホー)氏は
「毒が中国を害する」
と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。以下はその内容。
食品や衣料品、空気に至るまで、われわれは全面的に毒に包囲されている。
学校の制服でさえ安全ではなく、尊厳や美しさもなく、欧米とは程遠いレベルだ。
文明とはペナルティーから生まれ、厳しい基準と責任によって安全が保たれると私は考える。
今の中国人は、衣食住や呼吸までもが毒されている。
基本的な安全もないのに、幸福や夢などがあるわけがない。
衣料品1つとっても、国外向けの中国製品には数百ものチェック項目があるのに、国内向けはわずか5項目だけ。
しかも命にかかわる重金属などは検査範囲に含まれていない。
中国の企業は国際基準を無視し、権力者は中国企業をコントロールする。
共産主義の資本家が中国に災いをもたらしているのだ。
新鮮な空気がぜいたく品になってしまう時代など、われわれは予想できただろうか?
衣服に毒、食品に毒、車にも毒、空気にも毒。
この広大な中国が有毒物質ですっぽりと覆われているのだ。
特権階級の人間ならば、欲しいものは手に入るだろう。
だが空気だけは別だ。
平民はこのブラックジョークで自分を慰めるしかない。
昔マルコ・ポーロが「この世の楽園」と呼んだ中国が、今では地獄に落ちぶれてしまった。
30年にわたる経済発展で、環境は徹底的に破壊され汚染された。
人々の健康や生命を脅かす事件が相次いで発生しているにもかかわらず、これまで誰ひとり責任を取らず、役人も誰ひとり解雇されていない。
これは絶対に不思議なことだ。
企業家にコンプライアンスを求めても無駄だ。
中国は欧米諸国と異なり、これまで1度も商業文明の洗礼を受けたことがない。
欧米だけでなく香港やマカオでも、企業や個人の行為に対する懲罰は非常に厳しい。
香港では車の窓から紙切れを投げ捨てただけで1500香港ドル(約1万9000円)の罰金だ。
しかし、北京ではどこでゴミを捨てようが痰を吐こうが、さらには大便をしようが、誰も何も言わない。
低レベル低コストのこうした違法行為が、中国全土が毒物で覆われる結果を招いたのだ。
』
【中国はどこへむかうのか】
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