●22日、シンガポール・聯合早報は、日本メディアの報道として、日本政府が太平洋地域での影響力拡大を狙い、東南アジア諸国への経済支援を軍事支援にシフトする計画だと伝えた。資料写真。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月23日 15時16分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71597&type=0
太平洋地域での経済支援、日本が軍事支援にシフトか
=域内影響力拡大狙う―シンガポール紙
2013年4月22日、シンガポール・聯合早報は、日本メディアの報道として、日本政府が太平洋地域での影響力拡大を狙い、東南アジア諸国への経済支援を軍事支援にシフトする計画だと伝えた。
中国新聞社が報じた。
日本メディアによると、日本政府は太平洋地域での軍事支援拡大計画を準備。域内での影響力拡大を目指し、防災名目での軍備増強を図り、中国に対抗する意図とがあるとみられる。
これに伴い、外交・防衛当局が連携。発展途上国に対する経済支援を、安全保障的色彩の濃い援助方式に変える計画が進められている。
日本は最終的に米国、オーストラリアと共同で、太平洋地域での米国同盟強化を狙うとみられる。
さらに、日本は今年、インドネシア、ベトナム、フィリピンなどの東南アジア諸国への援助だけでなく、オーストラリアとの連携を決定。パプアニューギニア、トンガ、東ティモールなどの太平洋諸国での防災訓練実施を通じ、安保能力向上を図る考えだ。
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ということは、中国の「域内影響力」が落ちてきているということになる。
きょうのニュースでは今度はインドの支配地域を侵犯しているとか。
中国が週辺諸国に嫌われはじめているのは中国自身の行動に原因がある。
近隣の状況をみるとまさに中国は四面楚歌である。
それも自分自身で作り出した四面楚歌である。
それを経済力と軍事力で強引に蹴散らしてし進もうというのが中国の外交姿勢のように見える。
これまではそれでなんとかいった。
中国にキバをむくような周辺国はまったくいなかった。
ところが、尖閣問題で日本が中国に歯むかってきた。
そして、これに対して何ら有効な手段のとれない中国を世界に宣伝してしまった。
経過を見ていた周辺国はもはや中国はさほどに恐るる存在ではないと見切りをつけはじめた。
中国の恫喝に怯える必要はもはやない、と判断しはじめたようである。
こうなると中国のこれまでの姿勢からして、周辺国にとって中国は「イヤなヤツ」になってくる。
尖閣問題で明確に中国と対立した日本は、その機に乗じて勢力拡大を狙っている。
日本はこれまでは中国の顔色を伺うことがなにようり求められていたが、今は中国という呪縛から解き放たれて、自由にのびのびと行動しているように見える。
歴史はしばらく、この地域での日中対決の動きを演出してくれるだろう。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月29日 10時2分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71801&type=0
日中関係、国交正常化以降最も冷え込んだ関係に―中国政府系シンクタンク
2013年4月26日、中国政府系シンクタンク・中国社会科学院は「日本藍皮書」を発行。
そのなかで12年以降日中関係が急速に悪化し、現在は国交正常化40年以降で最悪の局面を迎えているとした。
同時に、両国の貿易額が09年以来初めて減少し、日本の政治経済にとって直接的な打撃となっていると分析した。
中国経済網が伝えた。
同レポートのその他の要旨は次のとおり。
12年、日本経済は低調に終わった。
災害復興による経済効果も薄く、対外貿易赤字は戦後最大を記録。経済の低迷に加え、少子化や高齢化などの諸問題がさらに進んだ。
安全保障の面では米国の「アジア回帰」路線と日米同盟の強化によって防衛能力を高め、ASEAN諸国など周辺国への政治的影響力を高めた。
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【中国はどこへむかうのか】
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