2013年4月23日火曜日

タイの新型フリゲート艦は韓国から調達 =有力候補の中国が敗れる

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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月23日 20時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71610&type=0

タイの新型フリゲート艦は韓国から調達
=有力候補の中国が敗れる―タイ紙

 2013年4月21日、タイ紙バンコク・ポストは、タイ海軍の新たなフリゲート艦は韓国・大宇造船海洋から調達することが決まったと報じた。
 22日、新浪網が伝えた。

 19日、タイ海軍は導入を検討していたフリゲート艦について、納品企業の選抜を進めた結果、最終的に大宇造船海洋から導入することが決まったことを発表した。
 既存艦艇と連動可能なCMS(戦闘管理システム)を開発することに大宇側が合意したことが決め手になったという。

 このフリゲート艦調達に関してはスペイン、イタリア、中国などの企業が争っていた。
 特に有力とみられていたのは中国。
 今年1月には英ジェーン海軍年鑑のウェブサイトで、3隻の054級フリゲート艦を10億ドル(約996億円)で納入する計画が進展していたと報じられていた。

 タイの既存艦艇には中国製が多く、維持補修がやりやすいこと。
 メンテナンスの技術移転が受けられるほか、一部部品についてはタイ国内での製造が認められるなどの条件もあり、タイ政府は中国からの調達に傾いていると報じられていた。


 なんとも微妙なタイの決断である。
 つまり
 「タイは何を考えているのか?」
である。
 中国との間に一歩間をとろうとしているのであろうか。
 昨今中国をめぐる周辺諸国の情勢が不穏であるため、あまりに中国に傾斜することにためらいを感じたのであろうか。、
 常識的な考えなら、
 タイは中国と軍事的に一衣の国と周辺からみなされる
ことにためらいはじめたいうことになる。
 これまでの中国は尊敬される国であり、タイが中国と軍事連携を組んでも誰も文句が言えなかった。
 しかし昨今の情勢はあきらかに中国と組むことの危険性が増している。
 中国は現在、アジアのトラブルメーカーになっている。
 周辺諸国は明確に中国との間に隔たりを作り始めている。
 その中でタイが中国の軍事を受け入れるということは少々、白い目で周辺諸国が見始めるということにもなりかねない。
 外資は中国からの撤退を遡上に載せている。
 その資金がどこへ回っていくか、これが周辺諸国の重要な関心事になる。
 中国と差を置けば置くほど、資金はその国に向かう可能性が高い。
 それが国の開発を促し、経済発展に繋がっていくとしたら、中国との一衣一帯関係は逆作用する可能性がある。
 タイもその辺のところを見越している可能性もあるのかもしれない。
 中国につきたいけれど、周辺諸国の目がある、といったところか


『 
レコードチャイナ 配信日時:2013年4月24日 10時46分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71641&type=0

<四川地震>
李克強首相がタイ下院議長と会見、お見舞いの言葉に感謝の意示す―中国

 2013年4月23日、李克強(リー・クーチャン)首相は、四川省雅安市で起きた地震に国際社会が同情の意を示し援助を提供したことについて、中国政府を代表して感謝の言葉を述べた。国際在線が伝えた。

 23日、李首相はタイのソムサック下院議長と会見した。
 雅安市の地震後、タイ王室、タイ政府からすぐにお見舞いの電報が届いたことに感謝を表明した。
 また地震では多くの人命、財産が失われたが、現在、全力で救援作業を続けており、災害に打ち勝ち復興を成し遂げられると確信していると決意を語った。

 さらに李首相は中タイ関係の深化は隣国同士の協力の好例になっていると評価。
 今後もさらに関係を深め、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の関係をけん引したいと話した。
 ソムサック下院議長は雅安市の被害に改めてお見舞いを述べ、中国の迅速な対応を評価した。
 また中タイ関係をさらに深めていきたいと話している。


 中国は意図的にタイをピックアップするような姿勢を示している。
 中国もタイもいろいろ大変である。
 これまでのようにスンナリとは事が運ばなくなってきている。


 


【中国はどこへむかうのか】


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